造作工事ってどんなことをするの?

造作(ぞうさく)工事とは、建築現場において、建物の主要な構造部分(柱や梁など)以外の木工事全般、特に、現場の寸法やデザインに合わせてオーダーメイドで製作・取り付けられる部分の工事を指します。

「造作大工」と呼ばれる専門の職人が担当することが多いです。

既製品の建材や家具を設置するのではなく、空間に合わせて作り込むのが特徴で、機能性とデザイン性を両立させることができます。

具体的には、作り付けの棚や収納(クローゼット、本棚、テレビボードなど)、カウンター(キッチンカウンター、洗面カウンター、店舗のカウンターなど)、窓枠、ドア枠、鴨居(かもい)・敷居(しきい)、廻り縁(まわりぶち:天井と壁の境目に取り付ける部材)、巾木(はばき:床と壁の境目に取り付ける部材)、階段、手すり、和室の床の間や欄間(らんま)などが造作工事によって作られます。

また、店舗の内装におけるカウンターや陳列棚、什器(じゅうき)なども、多くが造作工事によるものです。

造作工事のメリットは、スペースを無駄なく活用できること、部屋の雰囲気や他の建材と調和したデザインを実現できること、自分の好みや使い勝手に合わせたオリジナルの家具や設備を作れることです。

一方で、既製品に比べて費用が高くなりやすく、工期も長くなる傾向があります。

設計者や職人との綿密な打ち合わせが重要となります。

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