外構工事ってどんなことをするの?

外構(がいこう)工事とは、建物本体以外の、敷地内の屋外空間全体に関する工事のことです。

「エクステリア工事」とも呼ばれます。

住宅や建物の利便性、安全性、そして美観を高める上で重要な役割を果たします。

具体的には、門扉(もんぴ:門の扉)や門柱(もんちゅう:門の柱)の設置、敷地を囲う塀やフェンスの設置、玄関までの通路であるアプローチの舗装(石張り、タイル張り、レンガ敷き、コンクリートなど)、駐車スペース(カーポートやガレージを含む)の整備、庭の造成(植栽、芝生、ウッドデッキ、テラス、花壇、物置の設置など)、境界ブロック積み、照明設備の設置、排水設備の整備などが含まれます。

新築時に建物と合わせて計画されることも多いですが、リフォームとして既存の外構を作り替えたり、部分的に追加・改修したりすることも可能です。

例えば、「駐車場を増やしたい」「庭の手入れを楽にしたい」「防犯性を高めたい」「バリアフリーのアプローチにしたい」といった要望に応えるのが外構工事です。

デザイン性も重視されるポイントであり、建物との調和や、住む人のライフスタイル、好みに合わせて様々なスタイル(和風、洋風、モダン、ナチュラルなど)で計画・施工されます。

外構は、住まいの第一印象を決める「顔」であり、快適な暮らしを支える重要な要素です。

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