屋根カバー工事ってどんなことをするの?

屋根カバー工事(重ね葺きとも呼ばれます)は、既存の屋根材の上に、新しい軽量な屋根材を重ねて葺く(ふく:屋根材を取り付けること)リフォーム工法です。

主に、スレート屋根(コロニアル、カラーベストとも呼ばれる薄い板状の屋根材)や金属屋根のメンテナンスとして行われます。

この工法の最大のメリットは、既存の屋根材を撤去する必要がないため、解体費用や廃材処理費用がかからず、工期も短縮できる点です。

また、屋根が二重構造になるため、断熱性や遮音性の向上が期待できます。

工事の手順としては、まず既存屋根の洗浄や簡単な補修を行い、その上に防水シート(ルーフィング)を敷きます。

そして、その上から新しい軽量な金属屋根材(ガルバリウム鋼板などが主流)などを設置していきます。

ただし、カバー工法はどんな屋根にも適用できるわけではありません。

既存の屋根材の劣化が著しい場合や、すでにカバー工法が行われている屋根、瓦屋根など、下地の状態や屋根材の種類によっては施工できない場合があります。

また、屋根の重量が増加するため、建物の構造的な耐力も考慮する必要があります。

屋根の葺き替え工事(既存屋根を撤去して新しい屋根にする工法)と比較して、費用を抑えたい場合や、アスベストを含む屋根材の処理費用を避けたい場合に有効な選択肢となります。

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