浅野美装
伊豆リノベ プロジェクト
リフォーム屋がマジで遊ぶと、
物件はこうなる。
CONCEPT コンセプト
普段のリフォームでは、どうしても予算や実用性、「失敗しない」選択が優先されがちです。しかし、もし私たちが最新技術や大胆なデザイン、普段お客様には提案しにくいような尖った建材を自由に試せるとしたら?
この伊豆のプロジェクトは、まさにそんな「もしも」を形にする、私たちの壮大な実験場。「リフォーム企業が本気で遊んでみた」を合言葉に、普段お客様に選定されることの少ない建材や最新の技術を自ら試し、その可能性とリアルな使い心地を探求します。これは、未来のあなたのご自宅により良い提案をするための、私たちの「本気の遊び」であり、自社実験プロジェクトなのです。
「こんな素材、本当に使えるの?」「この最新設備、実際のところどうなの?」「こんな奇抜なデザイン、住み心地は?」… お客様に自信を持って提案するためには、まず自分たちが試してみるのが一番。机上の空論ではなく、実際の建物で、伊豆の気候風土の中で、プロの目で厳しくジャッジします。成功も、もしかしたらあるかもしれない失敗談も、すべてがお客様への提案の糧となります。この場所は、私たちの知識と技術、そして遊び心を詰め込んだ、いわば「リフォームの未来が見える場所」。ぜひ、私たちの挑戦にご期待ください。

DAY1
着手
伊豆に「これだ!」と思う物件を見つけ出したのは、2025年春のこと。
売主様、不動産会社の皆様の多大なご協力によって、無事にこの場所を私たちの「実験場」として迎え入れることができました。関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。そして、いよいよプロジェクトが始動。

DAY2
解体作業
最初のステップは、既存建物の解体作業です。
リフォームにおける解体は、単に壊す作業ではありません。建物の構造を理解し、隠れた問題点(時には、隠れた魅力も!)を発見するための重要なプロセスです。柱や梁の状態、断熱材の状況、配管や配線の経路などを慎重に確認しながら、どこまで活かし、どこから新しく創造するかの最終判断を下していきます。
「普段ならコストや工期を考えてここまで手は入れない」という範囲まで踏み込むのが、今回のプロジェクトの醍醐味。壁を剥がし、床をめくり、天井を落とす…。文字通り「丸裸」にしていく中で、この建物の個性とポテンシャルを隅々まで探ります。安全管理を徹底しながら、リフォームのプロとして、丁寧かつ大胆に。ここでの発見が、これからの設計・施工の精度を大きく左右します。
さあ、どんな「素顔」が現れるでしょうか。解体作業の様子も、随時レポートしていきます!

DAY3
基礎打設
解体作業で建物の「素顔」を確認した後、次のステップは土間コンクリートの打設です。
既存の床を撤去した結果、地盤の状況や既存基礎の状態が明らかになりました。幸い、基礎部分は思っていた以上にしっかりとしており、大きな補修の必要はなさそうです。今回は、室内の床レベルを調整し、新しい空間設計に合わせた土間コンクリートを施工していきます。
土間うちは、一見地味な工程に見えますが、実は非常に重要な作業。床の平滑性、水勾配、そして後々の床仕上げ材との相性まで、ここでの精度が最終的な仕上がりを大きく左右します。特に今回のような実験的なプロジェクトでは、後から様々な床材を試す予定があるため、基準となる土間の品質には妥協できません。
職人さんたちの手際の良さには、改めて感服します。レベル出し、配筋確認、そしてコンクリート打設から均し作業まで、一つひとつの工程に熟練の技が光ります。「基本に忠実に、丁寧に」というリフォームの鉄則を、現場で実感する瞬間でもあります。
この土間の上に、どんな空間が生まれるのか。地道な作業の積み重ねから、私たちの実験は着実に進んでいます。
これから...
これからのプロジェクトの進捗をお楽しみに!
工事がどんどん進んでいく様を、随時更新してまいります!